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技師長挨拶

 

 

 久留米大学病院 臨床検査部は、今年度より内藤 嘉紀 部長を迎え新体制での門出となります。久留米大学医療センター 臨床検査室を含めると総勢90名を超える大所帯となりました。今後、厚生労働省が進める「タスク・シフト/シェア」では、臨床検査技師の役割・存在意義が一層高まると思われます。

 臨床検査部は、質の高い検査サービスを患者と各診療科に提供するために、2015年 国際規格 ISO 15189を取得しました。多くの時間・労力を費やし、ようやく7年目を迎え、品質マネジメントシステムも維持管理され業務の効率化が図れるようになりました。

 久留米大学病院の令和4年度 診療目標は、①新興感染症への対応と高度な医療提供の両立②診療プロセスにおける説明と同意の徹底③生産性向上を目指した分担・協働の推進④高度急性期病床の適正運用の4つが挙げられています。大学病院の目標に沿って、地域医療における中心的な役割を果たすよう目指していきます。また、理念である「人と地球にやさしい、生命(いのち)を慈しむ医療」を検査の立場で実践できるよう日々精進したいと考えています。

 今後ともご支援の程、宜しくお願いします。

 

2022年4月
久留米大学病院 臨床検査部
技師長  川野 祐幸