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部長挨拶

 臨床検査は医療における診断や治療のために必要な検査を指しますが、多くの診療科にまたがり様々な検査を含むため幅広い対応が要求されます。久留米大学病院臨床検査部は臨床検査部A(生理機能検査)、臨床検査部B(検体検査、輸血検査室)、その他(超音波診断センター、細菌検査室、心臓カテーテル検査室)に分かれ、それぞれに複数の検査が含まれます。いずれも各臨床科に「正確な検査データを迅速に提供する」ことを職務として検査技師が対応しています。また24時間の緊急検査、輸血や心臓カテーテル検査などにも対応し夜勤の検査技師も含め日常業務に約70名の検査技師が従事し臨床検査部を構成しています。
 近年、医療に必要とされているチーム医療の一環として「臨床検査部」はその利用者である患者さん、医師、看護師などの医療関係者に対し、臨床検査の質やサービスの向上を図り、対内的、対外的信頼性を高める必要があります。また医療安全、個人情報保護対策などを含む倫理面を強化するとともに不必要な検査や業務の無駄を排除し、マネジメント力を持つ検査部を構築することも重要課題です。国際規格ISO15189は臨床検査に特化した品質マネジメントシステムQMS(Quality Management System)であり、臨床検査の業務に妥当性を与え、継続的な質の改善に向けた指針と目標を与えます。久留米大学病院臨床検査部は2015年12月にISO15189を取得しました。今後このQMSを運用する事で、組織力のレベルを常に高い状態に保ちながら患者さんを含む医療関係者の要望に十分な対応ができるよう努めます。近年の医療の進歩はめざましく、臨床検査の分野においても最先端の技術や知見が導入され「がん」や「特定疾患」の診断・治療を目的とした生理機能・検体検査の重要性が認識されており、臨床研究を含めた治験業務にも協力しています。
 2018年度からは医師(臨床検査医)の新専門医制度がスタートすることから臨床検査に関わる検査技師の役割の重要性がさらに認識されており、検査技師の育成と充実も今後の医療にとって重要な課題の一つであることを念頭にいれ臨床検査部を運営していく所存です。
 このホームページが多くの患者さんや医療関係者に広く活用されることを願っております。                               

2017年5月
久留米大学病院 臨床検査部
部長・教授 中島 収